
「肉体関係が濃厚なほど、呪いが緩和される──だなんて…っ!?」
黒髪に黒い瞳──“不吉”と蔑まれ、誰にも必要とされずに育った伯爵令嬢セレナ。
そんな彼女に届いたのは、若き公爵・レオンからの突然の求婚。
「どこで生きても同じ」
そう思って足を踏み入れた公爵邸で──
「とても綺麗な髪ですね、お嬢様」
「お嬢様が来てから、公爵様が優しくなったんですよ」
「……綺麗だ、セレナ」
初めて向けられる、やさしい言葉と温もり。
夜には抱きしめられ、何度も奥の奥まで貫かれて──
溢れ出すセレナの“聖力”が、レオンを蝕む呪いを癒していく。
「だめ…レオン……そんなに中までされたら……っ」
愛と快楽が交わる“浄化の儀”は、毎晩ベッドの上で──





