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R18 58話 誰もいない玄関で抑えきれない想いが爆発する夜

TL小説に転生した腐女子は推し様を攻めたい!ティオ ルシフェリア 誰もいない玄関で抑えきれない想いが爆発する夜 R18本編


屋敷の扉が閉まった瞬間、張り詰めていた糸がぷつりと切れた。 
もう誰の視線もない。
抑えていた想いが、一気にあふれ出す――。  

そのままティオの胸元に手を伸ばし、白シャツの第一ボタンを、かちり、と外した。

「ル、ルシ……?」

唐突な動きにティオが戸惑う間もなく、私はにこりと微笑んだ。

「だって……暑いでしょ? 会場、人が多くて、きっといっぱい汗かきましたよね」

「そ、それは確かに……でも、先にお風呂に――」

「ううん、いい匂いですよ」

そう言って、開いた胸元に顔を寄せた。

「ちょっと、……ルシっ」

首筋から鎖骨へ――柔らかな唇が触れていく。
ちゅっ、ちゅっ、と可愛らしい音を立てて、けれどそれは確実にティオの理性を削り取っていく。

「ま、待ってルシ、本当に汗かいてるから、まずはシャワー浴びて、それから……」

「いやです。今のティオ様がいいんです。……それに、せっかく可愛いドレス、作ったのに」

 
ごくりと喉が鳴ったと思ったら、ドレス姿の私を上から下まで眺めているのが視線でわかった。
ぞくぞくとする間もなく、ティオの手がドレスの上からそっと身体をなぞり始める。


「ん……」


腰を撫でる指先。
壁際で身体を密着させたまま、ティオがそっと脚を滑り込ませる。

「……っ、ん、ぅ……!」


重なる唇。
深くて、熱くて、焦らすようなキス。

舌が絡まり、くちゅ、ぴちゃっと甘い音が響く。
足の間に差し込まれたティオの太ももに、腰ごと乗せられる。
キスが深くなる度、腰が揺さぶられて、擦れる熱で頭が真っ白になって――

「あ、あっ……」

足が、ふらりと浮いてしまった。

「わっ……!?」

腰から力が抜けて、そのままティオの胸にしがみつくようにして倒れかけるルシ。

「ふふ……どうしたの、キスだけで、腰にきた?」


耳元で、いたずらっぽく囁かれる。
くすぐったくて、悔しくて、でも、びくびくするほど気持ちよくて──

また唇がふさがれる。
今度は、甘く、名残を惜しむように。

彼の脚がぴったりと絡みついたまま、身体の奥に火がついたみたいに、熱がじわじわとこみ上げてくる。

ティオの右手が、胸元のすき間へと滑り込む。 
紐を解かれ生まれたわずかな隙間を、指先が巧みに探り当てる。 

「……こんなに、簡単に緩められていいの?」 

低く囁く声に、ぞくりと背筋が震えた。 
意地悪な言葉とは裏腹に、触れる仕草は驚くほどやさしく―― 
布地の内側から、直接肌をなぞるように円を描いていく。 

「ん、ぅ、あっ……」

快感に甘く震える身体を、ティオは腕の中でそっと支える。
玄関という背徳感と、じっくりと煽る愛撫でふたりの熱が、じわじわと上がっていく。

そっと胸の先端を指先で軽く弾かれるたび、甘い痺れが全身を走る。

「あっ……や、あぁ……っ」

「家の中だから声、我慢しなくていいよ」

指先で胸を弄びながら、彼は足を私の間へと深く差し込む。
そのまま腰を押しつけるように動かされ、きゅうっと奥が疼き始める。


「ぁっ……はやく……もっと……」

「ん、だめ。まだ、触れたいところがたくさんあるから」

右手が、やわやわと腰骨をなぞりながら下へと伸びていく。

「……ねぇルシ、ここ見て……」

ティオの視線の先を追うと、私が跨っていた部分がじんわりと濡れていた。
脚のあいだに差し込まれていた彼の足に、どれだけ熱く擦り寄っていたのか。
自分のせいで濡らしてしまったと気づいた瞬間、顔が一気に熱を持つ。

「……こんなに濡らして。可愛いね」


耳元にかすれる声が落ちて、ぞくりと震えが走る。
次の瞬間、ティオの手が腰を掴んでくるりと向きを変えさせた。

「後ろ、向いて。……支えないと、立ってられないでしょ?」

その言葉に、胸が跳ねた。
壁に手をつき、期待と羞恥に頬を染めながらティオに身を預ける。

「……腰、抜けないようにちゃんともたれてて」


優しい声。
けれど、指先は容赦なく、ドレスの裾の奥へと潜り込んでくる。
下着の隙間に指を滑らせ撫で上げられると、びくんと身体が跳ねた。


「んっ……ぁ、や、そこ……」


そのまま、背後からぴったりと寄り添い、ティオの体温が包み込む。

「……今日は式典だったのに、こんなすぐ触れられるドレス着て……」


ぽつりと呟いたかと思えば、ティオの手がさらに奥へと触れてくる。

「……可愛い。ルシ、全部……すごく綺麗」

何度も囁きながら、手を止めずに唇は首筋を撫でる。
ちゅっ、ちゅっ、と吸い付くようなキスがいくつも落とされ、快感に膝が揺らぐ。

「んっ……や、そこ……もう、だめ……」

「ん……もうちょっと」

焦らすように、指先が優しくなぞるだけ。
けれどそのじれったさに、身体は疼いてたまらなくなっていく。

「っ、ティオ様……もう、がまん、できません……早く……して、ください……」

潤んだ声で、甘えるように懇願する。
それを聞いた瞬間、ティオの指がぴたりと止まった。

そして静かに、耳元で囁く。


「……ルシが、そう言うなら……」

腰を引くと、指を抜いて代わりに己の熱を添える。
ドレスの裾の奥、下着をわずかにずらすと――

「いくよ、ゆっくり……」

熱を持った先端が、ぬかるんだ入口を探る。
そして――ずぷっ……と、ぬるんだ音と共に中を押し広げる。

「んんっ……っ、ぁ、は……」

奥へ、奥へと。
優しく、けれど確かな圧で、ルシの中を満たしていく。

「……すごい、きつい……ルシ……大丈夫?」

「だ、だいじょぶ……っ、だから、もっと……」

壁に手をつき、震える身体をなんとか支える。
背後から抱きしめられ、繋がったまま、ゆっくりと動き出す――

くちゅくちゅと湿った音が、静かな別邸の玄関にいやらしく響く。


「はっ……ふっ、…… ティオ様ぁ……っ、そこ……っ、すご……ぃ」

「……奥が気持ちいいの? 」

背中にぴったりと重なるティオの体温。
髪の隙間から落とされるキスが、ルシのうなじを優しく撫でていく。

その間も腰は深く奥を突き上げる。

「んぁっ、だめ……っ、そんなに奥っ、あっ、んんっ……」

「ルシのここ……ぬるぬるで、気持ちいい……」

背後から突き上げられるたび、壁に置いた手がずるりと滑りそうになる。
支えきれずに腰が勝手に揺れて、奥をもっと欲しがるように押しつけてしまう。

「んっ……あ、や……勝手に……動いちゃ……っ」

自分でも止められないくらい、熱に縋るように腰が擦り寄ってしまう。
深く突き上げられるほど、奥で擦れる感覚が甘くて――

「も、もぅ……っ、無理……あっ、やっ……あああっ」


腰を揺らしながら、身体がびくびくと震える。


「ぁっ……ルシ……っ、締め付けすぎ」

内側の甘い渦に捕らわれたまま、奥で彼を抱きしめて離さない。
きゅうっと痙攣するたびに、彼のものを絞り上げるように絡みついて――

「ルシ……もう、無理だ……っ」

抑えていた堰を切ったように、熱を一気に奥へと注ぎ込む。
ルシの震えと、ティオの吐息が重なり、ふたり同時に高みに飲み込まれていった。


足が崩れないように、ぴったりと体を付けたまま腕でしっかりと抱き寄せられる。
荒くなっていた呼吸が、少しずつ落ち着いていく。


私は壁に手をついたまま、そっと後ろを振り返った。
ティオの顔はほんのりと紅潮していて、額には少し汗がにじんでいる。

「……ティオ様」


そっと唇を重ねる。
静かに、甘く、余韻を分け合うように。
短く、何度も重ねるようにキスをしてから、ティオが微笑んだ。

「……お風呂、入ろうか」

そう言って、ティオはルシをやさしく抱き上げた。
 

「……ごめん。せっかくのドレス……汚しちゃったね」

ティオの視線が、申し訳なさそうに胸元までずり落ちたドレスへ向けられる。


「ふふ、またティオ様が喜ぶようなドレス……作ってもらいますから、大丈夫ですよ」


くすっと笑うルシフェリアを見て、ティオは思わず胸元に押し付けるようにきゅっと抱き直した。

「ほんと……油断も隙もないな、ルシは」


甘い余韻に包まれながら、二人は浴場へ向かって足を進めていった。

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