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R18 41話 優しく激しく満たされて――ふたりの想いが溶け合う濃厚な夜 

絶倫すぎるんです、公爵様・・・っ!セレナ、レオン、優しく激しく満たされて――ふたりの想いが溶け合う濃厚な夜(濃厚 R18 寝かさない) R18本編


ある夜。
寝室のカーテン越しに、淡い月明かりが差し込んでいた。

ふたりきりのベッド。
ぴたりと寄り添うように、静かに並んでいる。

セレナは、そっとレオンの手を握った。
指先を絡めるだけで、心まであたたかくなる気がする。
レオンも何も言わず、ただ優しく手を握り返してくれた。


――私は、レオンに救われた。

そう思ったのは、何度目だろう。

孤独だった日々、誰にも必要とされなかった自分。
でも今は――こんなにも、誰かに大切にされている。
優しく手を握ってくれる、あたたかい温もり。
私のことを、ただ”セレナ”として愛してくれるレオン。

(……私も、力になりたい)

そう、心から思う。

レオンの力になりたい。
彼を癒したい。


そんな想いを抱えながら過ごしたここ数日――
体調を崩した私を気遣って、レオンは”禁欲生活”を続けてくれていた。

ふたりきりで過ごす夜も、手を握るだけ。
キスや、抱きしめ合うだけで、彼はそれ以上求めてこなかった。

(……でも、本当は我慢してるんだろうな)

レオンは、後ろから優しくセレナを抱きしめたまま、彼女の額にそっとキスを落とし、「おやすみ」と囁いた。
セレナが眠るまで、静かにそのぬくもりを伝え続けるように。

セレナはもぞもぞと身じろぎをし、より彼に密着した。
脚を重ね、背中を預けるようにぴたりと寄り添う。
決意したように、そっと彼の名前呼ぶ。


「……レオン」

「……ふふ、甘えてるの?」


そう言うと、柔らかく髪の毛にキスをし頭を撫でてくれた。

「……ぎゅっとして。」


レオンは少しぴくりと肩を動かし、力強く抱きしめた。
けれど、それ以上のことはなく――

セレナは胸元でそっと指を絡め、かすかに息を呑んだ。

(……気づいて、くれない……)


ほんの少し、勇気を出して。
彼の手をそっと探り、指先に触れた。

すべすべとした関節を、なぞるように撫でる。
何気ないふうを装いながらも、指先には淡く熱が宿っていた。

レオンは一瞬、呼吸を止めたように動きを止めたが――
やがて静かに、セレナの手を包み込むように握り返した。

やるせなさと、ほんの少しの寂しさが胸をよぎる。
それでも――伝えたくて。

握られた彼の手を、そっと持ち上げ、唇を寄せる。
柔らかなキスを落としながら、囁くように呟いた。

「……レオンが、欲しいの」

か細く、けれど確かな意志を秘めた声で呟く。
レオンが少し固まったのが背中で感られた。

「……体調大丈夫?まだ本調子じゃないでしょ……?」

「……レオンに……触って欲しい」

セレナが恥ずかしそうに告げると、レオンは何も言わずに――
そっと耳元に唇を寄せてきた。

熱を帯びた吐息がふわりと肌を撫で、震えそうになるほど近くで囁く気配がする。

――次の瞬間。

やんわりと、けれど逃げられない力加減で、耳たぶを甘く噛まれた。

「……んっ……!」

びくりと肩が跳ねて、腰が引けそうになる。
けれどレオンの腕がぴたりと背中を押さえつけるようにしていて、逃げ道はない。

噛んだあと、彼の舌が、ぬるく耳の内側をなぞる。
くちゅ、という水音がくすぐったさと熱を連れて耳の奥に入り込み、思わず体がきゅっと強張った。

「……ここ、気持ちいいの?」


レオンの低く甘い声が、唇と一緒に耳に直接流れ込んでくる。

「や……ぁ、ん……っ、そこ、だめ……っ」


恥ずかしさと快感に混じった声が、セレナの喉から震えるように漏れた。


(……だめなのに……レオンの声だけで、変になりそう……っ)

膝が震えて、太ももが擦れ合う。
腰のあたりが熱を帯び、じんわりと、疼くような感覚が広がっていく。


セレナが震える息を漏らすと、レオンはもう一度、彼女の耳を甘く噛み――
今度は首筋へと唇を滑らせた。


「レオン……っ、く、首は……っ」


弱いところを的確に攻められ、思わず声が上ずる。
ぬるりと舌が這い、吸い付くようにそこをなぞられる。


(あ……レオンの……)

背後に触れた彼の熱――
それが、自分の腰のすぐ下に、確かにあった。

意識した瞬間、セレナの体は自然と動いていた。
押し当てるように、ゆっくりと、彼のそれに腰を擦りつけてしまった。


「っ……セレナ……もう、抑えきれない」

レオンは小さく呟くように息を吐き、セレナの胸へと手を滑り込ませた。
柔らかさを確かめるように、優しく揉み上げながら、もう片方の手が、下腹から太ももへとゆっくり這っていく。

「……っ、ん……ぁ……っ」

腰のあたりにレオンを感じ下腹が熱く疼き、擦れるたびにじん、と刺激が広がる。
薄布越しでもはっきりと伝わる硬さに、身体の奥がじわりと濡れていくのがわかる。


(だめ……っ。こんな、私……)

止めようとするのに、腰はゆっくり前後に動き続けていた。
レオンの吐息が荒くなり、声にならない声が漏れていた。

「っ……セレナ……それ……わかっててやってる?」

耳元に囁かれるその声に、恥ずかしさが込み上げる―
けれど、それ以上に、もっと触れてほしい気持ちが溢れて止まらなかった。


「あっ……そんなことっ……言わないで……んっ」


セレナの腰の熱を感じたレオンは、そっと手を滑らせ――
ゆっくりと、下腹部へと触れた。

ぴくん、とセレナの体が跳ねる。


「……んんっ……」


すでにじっとりと湿った薄布の上から優しくこすり上げられ、びくりと腰が動く。


「んっ……セレナ……」

押し殺したような声が、レオンの喉奥から漏れた。
セレナは恥ずかしさに顔を伏せながらも、震える声で囁いた。


「……もう……欲しいの、レオン……」

その一言で、レオンの理性は完全に崩れた。

セレナの腰を抱き寄せ、後ろからそっと身を重ねる。
濡れた下着を指でずらし、彼の熱が――
そっと、けれど確かに、彼女の中へと沈んでいく。

「ん……ぁ……っ」


セレナの喉から漏れた声が、甘く震えた。

ゆっくりと、奥まで。
ようやく、身体も心も、ひとつになった――

「レオンっ……んぁ、っ……!」

最後まで中に入って来た瞬間背中まで甘いしびれが昇ってきて、自然と声が漏れる。


「あっ、ん……んっ」


彼の熱が奥を擦り上げるたび、きゅんと下腹部が疼く。
腰を引かれ、また押し込まれるたびに、いやらしい水音が、肌と肌の間に生まれる。

ぐちゅっ、ぐちゅっ……っ

淫靡な音が、ふたりの間だけに響いて、耳が熱くなる。

「……もっと、セレナの声、聞かせて」

レオンが甘く命じるように囁きながら、わざとゆっくり、深く突き上げてくる。

「やっ、あっ……んんっ……!」

声を抑えようとしたけれど、ダメだった。
喉の奥から、甘くとろけた声があふれてしまう。
レオンの動きは次第に熱を帯び、理性を削ぎ落とすように激しくなっていく。

「セレナ……っ、もうだめ……」

「あっ、レオン……っ、私も……っ」



何度も、何度も、深く奥まで突き上げられて、セレナの身体はびくびくと跳ねた。
ぴたりと重なったまま、ふたりは同時に、快楽の波に飲み込まれていく――。

熱が絡み合い、蜜が溢れ、セレナの奥から零れる音が、夜の静けさに溶けていった。



腕の中でぐったりとするセレナの身体を、そっと抱き寄せる。

「……セレナ……」

名を呼ぶたび、胸の奥がじんと熱くなる。
あたたかい。やわらかい。 生きていて、今ここに、確かに抱きしめられる存在がいる。
レオンはセレナの髪にそっとキスを落とした。

夜明け前、まだ静かな部屋の中――
ふたりは、静かに、互いの温もりを感じながら、呼吸を落ち着かせる。

「……レオン……」

かすれた声で名前を呼び彼の方を向くと、レオンは優しくセレナの額にキスを落とした。

静かに撫でられる髪、肌を伝うぬくもり。
満たされているはずなのに、セレナの胸には小さな名残惜しさが残っていた。

(もっと……触れていたい……)

そんなふうに思ってしまった自分に、そっと顔を伏せる。
わがままなのかもしれないと思った――けれど。
どうしても抑えられなかった。

「……もう、いいの?」

セレナが、そっと囁くように尋ねると。
レオンは一瞬だけ動きを止め、セレナを抱き寄せた。

「……正直、全然足りない」

低く押し殺した声。
それだけで、セレナの奥がまたきゅんと疼いた。
けれど次の瞬間、レオンは優しく額を合わせ、静かに言った。

「でも……今日は我慢する」

「……え?」

「セレナが……ちゃんと回復したら……」

ほんの少しだけ、意地悪そうな、でも愛おしさに満ちた声色で。

「――寝かさないよ」

耳元でそっと囁かれたその言葉に、セレナはびくっと震えた。

(……我慢する、って言ったのに……そんなこと、言わないで……)

セレナの胸が、またどくんと高鳴った。

ぎゅっとレオンの胸にしがみつくと、彼も優しく背中を撫でてくれた。


「だから、今夜は……このまま、眠ろう」

低く、あたたかな声。

(レオン……優しい……)

セレナは、こくんと小さく頷き、レオンの腕の中で目を閉じた。

抱きしめられたまま、ふたりの心音が、ゆっくりと溶けていく――



***

セレナが小さな寝息を立て始めた頃、彼女の髪に顔を埋める。
かすかに香る甘い匂いに、胸の奥がじんと疼いた。

(……我慢するなんて、なんて言ったくせに)

腕の中のセレナは、無防備に眠っている。
今もこうして抱きしめているだけで、どうしようもないくらい、愛おしい。

けれど、ふわりと柔らかな寝息を感じるたび――
体の奥に滾るものを、必死に押し殺さなければならなかった。

(……触れたい。今すぐ、何度でも)

でも、今はだめだ。 無理をさせたくない。
何より、彼女を大切にしたい。

ぎゅっと強く、けれど優しくセレナを抱き寄せる。

(……次の休みになったら……絶対に、セレナをたっぷり甘やかして――好きなだけ、何度でも……)


レオンは静かに、そして決意を込めて心に誓った。
静かに目を閉じながら、眠るセレナの額にそっとキスを落とす。

そんな、静かで、甘くて、温かい夜だった。

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